試合期の緊張と食事への影響

スポーツと栄養

試合の前日や当日は緊張で食欲がでない。

どんな子でも少なからず、いつもとは違う精神状態になっているはず。「食べたくないから食べない」は試合を放棄しているのと同じこと・・・。

ではどうしたらいいの??

親の私に必要だったのは、子供を安心させてあげることでした。緊張が少しでもほぐれれば、食事がとれるようになります。緊張はダメなものではなく、受け入れる。

緊張がどのように食事へ影響するのかをまとめました。

緊張は消化・吸収を抑制する

運動することによって、交感神経が優位となり、消化吸収が抑制されます

試合前や試合中は、緊張や興奮が加わり、さらに消化吸収が抑制されます

(個人によって、その度合いは異なります)

消化が抑制されると、胃もたれや膨満感、吐き気などの症状がおこります。

消化されなければ吸収はされないため、できるだけ消化のよい食事がポイントとなります。

【消化のよい食事】高糖質、低脂質、タンパク質そのままの食事

  • 主食を多めにとる。ごはん、めん、パスタ、パン類。(高糖質)
  • 揚げ物、ルーを使った料理(カレーシチューなど)、マヨネーズ、ベーコンなど油が多い料理を控える(低脂質)
  • 肉魚卵豆腐、乳製品など、たんぱく質はいつも通りにとる
  • 野菜と果物もいつも通りにとる
おばらさん
おばらさん

いつからか、娘の試合当日の朝食は「卵とじうどん」と決まりました。

本人が、これならちゃんと食べることが出来ると自信をもてたから。

無理やり食べさせたり、頑張って食べるのではなく、消化しやすくて、食べやすいものを考えてあげましょう。

緊張は食欲を低下、または亢進させる

緊張や興奮によって、食欲不振あるいは亢進が起こることがあります。

長時間食べないでいると、エネルギー不足となり、体重減少(特に筋量の減少)が起こります。

どうしても食べられない場合は、

①食べる量を最初から設定しておく(これだけでいいという安心感をもつ)

②何なら食べられるかを考える(糖質がとれるもの、本人が決めるとよい)

③試合の前に糖質をたくさん蓄えておく(通称グリコーゲンローディングといいます)

まとめ

緊張や興奮によって、「消化吸収の抑制」「食欲不振あるいは亢進」がおこります。

緊張によって食事が進まないときは、無理やり食べさせるのではなく、消化しやすいものや、本人が食べられるものを進めましょう。

緊張は悪いものではなく、受け入れることが大切です。子供たちが安心してスポーツや試合を楽しめるよう、環境を整えてあげることが大切だと思います。

上記の基本となる知識の上に、経験を積み重ねて、オリジナルの栄養管理ができるよう楽しんでいきましょう♪

【参考文献:鈴木志保子、「スポーツ栄養学」、日本文芸社2023】

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